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「奇跡のメガネ」

鯖江で話題「奇跡のメガネ」3.11で高圧電線から持ち主の命守る 販売店の「守り神」に 里帰りも実現

 

翔さんプロデュースのメガネ SAMURAI SHOが「奇跡のメガネ」として鯖江で話題になりました。

 

 SAMURAI SHOをかけ工場内で指示を出していたSさん。

ガタガタと揺れだした地震は、勢いを増し工場の鉄骨をも揺るがし、高電圧トランスをも破壊しました。

その直後、高圧電線の一部が生き物のように蠢(うごめ)き、容赦無くSさんの顔めがけ襲いかかりました!

 《1カ月後》

ややお顔にかすり傷程度負われたSさんと、変わらぬ笑顔でご家族一緒に再会。

飛んできた高圧電線の衝撃は、メガネのレンズが受け止め、電流はメガネフレーム内側のチタンバーに流れスパーク!

メガネは、Sさんをかばうように電線と共に弾き飛んだそうです。

メガネにも命があると本気で思っています。

話を聞いて感動したメガネ店の社長・内山義弘さん(46)は、壊れたものを譲り受け、会社の神棚に「守り神」として置いていたそうです。

ずっと神棚に置かれていたこのメガネ。俳優の哀川翔さんがプロデュースした「SAMURAI SHO」というブランドのもので、福井市内で製造されたものでした。

内山さんが、鯖江市内に本社がある青山眼鏡の担当者と話をする中で、「鯖江で開催される『めがねフェス』『メガネメッセ』に合わせて展示したい」と提案。

こうして、福井市ではありませんが、同じ県内の鯖江で「里帰り展示」されることになりました。